こんにちは! 今日はアメリカのパンクロックバンド、Story of the Year(SOTY)の3rdアルバム「The Black Swan」をご紹介します。

Story of the Yearとは

Story of the Year(通称SOTY)は、アメリカのミズーリ州セントルイス出身のパンクロックバンド。2003年7月に発表されたメジャーデビューアルバム「Page Avenue」は、アメリカで50万枚以上を売り上げてゴールドディスクを獲得しました。

今回ご紹介する彼らの3rdアルバム「The Black Swan」発表当時のメンバーは、以下のとおりとなっています。なお、表記はブックレットに準じています。

    • DAN MARSALA(ダン・マーサラ、ヴォーカル)
    • RYAN PHILLIPS aka THE NOSE(ライアン・フィリップス、ギター)
    • PHILIP SNEED(フィリップ・スニード、ギター)※現在は脱退
    • THE SKULL(アダム・ラッセル、ベース)
    • JOSH “The Constable” WILLS(ジョシュ・ウィルズ、ドラムス)

前作の反省(?)が見える「The Black Swan」

The Black Swan」が発表されたのは2008年の4月。収録されている曲目は以下のとおり。

  1. Choose Your Fate
  2. Wake Up
  3. The Antidote
  4. Tell Me (P.A.C.)
  5. Angel In The Swamp
  6. The Black Swan
  7. Message To The World
  8. Apathy Is A Death Wish
  9. We’re Not Gonna Make It
  10. CannonBall
  11. Terrified
  12. Pale Blue Dot (Interlude)
  13. Welcome To Our New War
  14. Never Let It Go ※日本盤ボーナストラック

ヘヴィー&ラウドすぎて日本でも本国アメリカでもセールス的には苦戦した前作「In The Wake Of Determination」の反省からか、ギターサウンドにはヘヴィーさを残しつつも、ミドルテンポのメロディアス・パンク的な楽曲が多数収録されています。現在のSOTYの音楽性に通じる部分が多く、今後のサウンド面の方向性を決定づけた重要なアルバムだったと思います。

1曲目の「Choose Your Fate」はこれでもかとラウドに演奏されていますが、これはちょっと皮肉っぽいですよね。タイトルからして。2曲目の「Wake Up」こそがこのアルバムのオープニングトラックという理解で良いのではないでしょうか 笑

「てか全部じゃん」という声が聞こえてきそうですが、このアルバムも例によって私のドライブ中の定番プレイリストです。前作よりもシャウトが大幅に少なくなって喉に優しいので、いつも熱唱しています(*‘ω‘ *)

お気に入りの曲をご紹介

Wake Up


実質的なこのアルバムのオープニングトラック「Wake Up」。

曲の構成的には名曲「Until The Day I Die」とほとんど同じですが、エモーショナルなサウンドはやや影を潜め、成熟したロックサウンドへの変貌を予感させてくれる佳曲。しかしながら、過去のサウンドを完全に捨て去ったという訳ではなく、ギターソロパートでは疾走感のあるプレイをしてみせるなど、前作ファンへの配慮も随所に感じられ、いろいろな意味で彼らが大人になったことを感じずにはいられません。ちょっと上から目線で恐縮ですが。

Cannonball


やや変則的なリズムに乗せた重厚なギターリフがとにかくカッコイイ「Cannonball」。この曲を初めて聴いたとき、サビのフィニッシュを決めるダンのスタイリッシュな歌いっぷりにはおったまげました。前作の漢臭&汗臭はどこへやら・・・

Terrified


セールス不振のテコ入れとして生み出された名曲がこの「Terrified」。日本盤ブックレットによれば、プロデューサーであるゴールドフィンガーのジョン・フェルドマン自ら「気合い入れたわ」と語っていたそうですね 笑

この曲、歌詞だけを読むと難解で何を伝えたいのかよく分からなかったのですが、彼らの公式PVを観てようやく腑に落ちました。2003年に始まったイラク戦争によって分断された家族のことを歌った曲だったのですね。家族、特に小さなお子さんのいるお父さんなら号泣必至のミュージックビデオ、ぜひご視聴ください。

最後に

上でご紹介した全ての動画は、SOTYまたは楽曲の権利を保有するレコード会社のYoutube公式チャンネルで公開されているものです。違法にアップロードされたものではありませんので、ご安心ください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!