こんにちは! 今日はHONDA N-VANの純正装着タイヤである「ブリヂストン・ECOPIA R680」のパーツレビューです。

N-VANの純正装着タイヤはブリヂストンの「ECOPIA R680」

HONDA N-VANの純正装着タイヤは、ブリヂストンのバン・小型トラック用タイヤ「ECOPIA R680」です。ブリヂストン曰く、「経済性と安全性を両立させた、ブリヂストン初のバン・小型トラック用低燃費タイヤ」とのこと。

タイヤサイズは145/80R12で、かなり小径です。N-VANにはもうひと回り大きなタイヤが似合うと私は思っているのですが、それはまた別の機会にお話ししたいと思います 笑

ブリヂストンの公式製品ページはこちらです。
https://tire.bridgestone.co.jp/tb/van_lighttruck/r680/

インプレッション

まずは、私の感覚的なレビューから。

※正確には「ECOPIA R680を装着したHONDA N-VANのインプレッション」ですので、そのことをご承知の上でお読みください。

乗り心地

「貨物車」を購入するにあたって、私が最も興味を持っていたのはその乗り心地。どんなに使い勝手が良くても、どんなに維持費が安くても、乗り心地が悪かったら速攻で車両ごと売却するつもりでした。

しかしながら、実際に運転してみると、意外にもN-VANの乗り心地は良好そのもの。基本的にハードな味付けですが、ショックの角はきっちり丸められています。たとえ空荷であっても、その印象は変わりません。

ちょっと過大評価かもしれませんが、大人しく走っている分には欧州車っぽいしっかりとした乗り心地を提供してくれます。長距離でも全然OKです。日産のADバンやトヨタのサクシード/プロボックスと比較しても、N-VANの方がしっかりしていると感じます。

低燃費性能

全高2mに迫ろうかという超ハイトな軽自動車で、ターボで、4WD。常にECONモードで走っているとはいえ、それでも15Km/Lをコンスタントに叩き出すのは立派です。

※N-VAN(プラススタイルファン・ターボ・4WD)のカタログ燃費は21.2Km/L

ロードノイズ

ロードノイズは大きめ。ロードノイズを文字に起こすのは難しいのですが、「ゴロゴロ」「ゴォーッ」「ザァーッ」といったザラついた感じのロードノイズが発生します。荒れた路面ではさらに顕著となります。

30~40Km/hくらいの低速であっても、普通にキャビン内に侵入してきます。しかしながら、さらにスピードを上げて60Km/hくらいに達するころには、次第に風きり音やエンジン音にかき消されていき、最終的には殆ど気にならなくなります。

最終的な騒音の大きさは、それぞれの騒音の大きさの和にはなりません(「50dB+50dB+50dB≠150dB」)。この辺り、ノイズコントロールをうまくやっているな~という印象ですね。

グリップ

絶対的なグリップ力は大したことないのでしょうが、N-VANを運転しているときはせいぜい40~60Km/hしか出さないため、グリップ力を使い切るようなことがないんですよね(´・ω・`) クルマが痛むので、急ブレーキも試していません。

よって、グリップについてはよく分かりません 笑

耐摩耗性能

私の場合、夏冬合わせても年に2,000~3,000Kmくらいしか走らないため、全く参考にならないと思います・・・

客観的なデータ

ブリヂストンの公開データ

上でご紹介したブリヂストンの製品公式ページにて、各種試験のデータが公開されています。いずれの試験においても、従来品(DURAVIS R670)との比較がされています。

  • 転がり抵抗:従来品と比較して転がり抵抗を20%低減。
  • 耐摩耗性能:従来品と同等(100%)の性能を確保。
  • ウェットブレーキ性能:従来品と同等(99%)の性能を確保。

※「ウェットブレーキ性能」は、「ブレーキングに要した距離が従来品と比較して99%になった」という意味であり、ほぼ誤差のレベルではありますが、1%の向上を達成しています。

タイヤのラベリング制度は・・・!?

しかしながら、従来品との相対評価はあくまでも目安。私が知りたいのは「絶対評価」です。

幸いなことに、今は「タイヤのラベリング制度」というものがあります。転がり抵抗性能とウェットグリップ性能をランク付けし、その結果をラベリングによりユーザーに情報提供しようという制度です。

制度の詳細は「一般社団法人 日本自動車タイヤ協会(JATMA)」公式サイトでご確認ください。
http://www.jatma.or.jp/labeling/outline.html

だが、しかし!!

「ECOPIA R680」にはラベリングがありません(´・ω・`)

ブリヂストンの公式製品ページには、もの凄く小さな字で「ラベリング制度の対象外商品です」と書いてあります。何故だろうと思い調べてみて分かったことですが、そもそも商用タイヤはこのラベリング制度の対象から外されているんですね。う~む、これは困りました・・・

総評

今回ご紹介した「ECOPIA R680」については、ジャンルとしては貨物用タイヤではあるものの、乗用ユースにも耐えうる快適性能と環境性能を有する万能タイヤというのが私の結論です。少なくとも現時点では、他の銘柄に交換する必要性を全く感じていません。多くの車種で純正装着されている銘柄ですから、悪いタイヤのはずがないですよね。

使用していて特に不満を感じないのであれば、ブリヂストンから新型エコ商用タイヤが登場するまでは、純正装着のこのタイヤを使用するのが無難かと思われます(´・ω・`)

競合他社製品について

ちなみに、N-VAN純正サイズの商用エコタイヤ(145/80R12 80/78N)の各社ラインナップ(2019年5月現在)は以下のとおりです。

  • ブリヂストン ECOPIA R680(2010年発売)
  • ヨコハマタイヤ JOB RY52(2010年発売) ※サイズが「145R12 6PR」で純正サイズとは若干異なる
  • グッドイヤー CARGO PRO(2012年発売)
  • ダンロップ ENASAVE VAN01(2012年発売)
  • トーヨータイヤ V-02e(2015年発売)

私個人としてはブログのネタにするために色々な銘柄を試してみたいところですが、タイヤメーカー各社は「従来品よりは良いよ!!」くらいの情報しかウェブサイトに載せていないため、実際のところどれが良いのかよく分かりません。

しかしながら、仮にどれかひとつを選ぶとするならば、最後発銘柄であるトーヨータイヤの「V-02e」が筆頭候補になるでしょう。競合他社製品を研究した上でリリースしているはずですからね。現在履いているタイヤの交換時期が来たら、試しに装着してみようと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!